不動産投資の歩き方

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部屋の広さ別、家賃(木造)価格帯データを分析してしてみました。家賃の下落や決め方の参考になるのか【1都3県】

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不動産投資の初心者向けに、1都3県の部屋の広さで家賃がどれくらい変わるのかをまとめてみました。

1都3県の部屋の広さ別、家賃相場がわかります

 東京都の部屋の広さ別、家賃相場表

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東京都の広さ別家賃を見ると、ボリュームゾーンは5~6万円、広さの平均は26.5㎡です。埼玉県だと39㎡ですから、さすが土地の高い東京ですね。

広さのボリュームゾーンは29㎡以下です。29㎡以下の家賃は埼玉、千葉に比べると月1万円以上高くなっています。

広い部屋の木造共同住宅の数はとても少なく、家賃もかなり高額になっています。

東京都の場合、広い部屋は木造よりRCが多いのだと思います。

 

埼玉県の部屋の広さ別、家賃相場表

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埼玉県の広さ別家賃を見ると、ボリュームゾーンは5~6万円で、広さの平均は39.3㎡と、東京に比べると家賃は同じで、広さが30%も広くなっています。

広さ30~49㎡は、29㎡以下と比較すると家賃の下落が限定的に見えます。

部屋が広くなれば、家賃が高くなるわけではなく、4~7万円の幅の中に収束している感じです。

埼玉県で狙うなら、30~49㎡の準ファミリーの部屋なら家賃の下落が少なくて、安定経営が望めるかもしれませんね。

神奈川県の部屋の広さ別、家賃相場表

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神奈川県は東京に近い感じになっています。ボリュームゾーンは、5~6万円で広さの平均は32.3㎡です。29㎡以下の部屋が一番多く、下落幅が大きいです。

30~49㎡については、埼玉県と同じように、家賃の下落幅は限定的です。

神奈川県は地価が高いので、30~49㎡の準ファミリー物件を購入できれば、需要も高く、家賃下落率も低いので安定経営ができるのではないでしょうか。

ただ、ネットを見てもその広さだと、安く購入できる可能性はとても低いので、理想の物件に巡り合えるまで、とても時間がかかりそうですね

千葉県の部屋の広さ別、家賃相場表

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千葉県は埼玉県に近い感じです。ただボリュームゾーンは他と比較すると、1万円ど安いです。千葉県のボリュームゾーンは、4~5万円、広さは30~49㎡。

ボリュームゾーンの平均の広さは33.8㎡で、安いけれど広い部屋が望めます。

千葉県も、埼玉と同じように、30~49㎡の準ファミリーが狙い目だと思います

 

まとめ

今回は、1都3県の共同住宅(木造)の、広さ別家賃を調べてみました。重量鉄骨だと違う結果になるのではと思います。

木造アパートを、投資対象にする場合30~49㎡の準ファミリーを狙うと、家賃の下落も限定的で安定経営が望める可能性があります。

ただ、準ファミリーの木造アパートは取得価格が高い傾向があるので、安く購入できれば29㎡以下より強いのだと思います。

合わせて各都道府県の空室率を確認すると、購入に向けて後押しになると思います

 

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今回のデータは、築年数を加味していません。

※総務省土地・住宅統計調査平成30年より