○はじめに
不動産投資で投資用物件を購入前には、周辺地域の賃貸需要や市場性を調べておくことは、とても大切です。購入後に失敗したと思っても、建物を移動することはできません。購入前に詳細かつ多角的に調査する必要があります。
今回は調べる内容や調べ方などをサンプルを使って解説したいと思います。
この記事を読むことで
・賃貸需要の需給バランスがわかる
・地域の人口動態と世帯数の推移を理解できる
・購入前に何を調査すればいいのかがわかります
土地勘のない地方の物件を購入して大丈夫かと不安な人向けの記事です
いい物件があったけど土地勘がなくて、購入に踏み切れない
物件周辺の調査をしたいけど、何をどう調べたらいいかわからない
不動産投資 初心者でこんな悩みがある方は、ご覧ください
〇物件購入前に地域の市場性を総合的に調べるチェックポイント
私は4つの項目に分けて、地域の市場性をチェックしています
〇実際に調べる内容や方法を解説
1,地域の市場規模のチェック
市場規模は、人口や世帯数を調べます。私は世帯数を重視しています。日本は人口減少中なので、ほとんどの地域で人口減少しています。
市のホームページで人口や世帯数を調べる
例として、埼玉県加須市の人口及び世帯数推移を調べてみました。人口は減少していますが、世帯数は増えています。全国的に同じ傾向にあると思います。一人世帯が増えていると推察できます。
下表は、埼玉県加須市過去6年間の人口及び世帯数の推移です。
ホームズの見える賃貸で空室率を調べる
ホームズの見える賃貸で、都道府県の市区別空室率が調べられます。ただし、平成20年のデータなので少し古いです
私が個人的に、最新の空室率データを調べましたので、下記ブログからデータをダウンロードしてご利用ください。平成20年と最新データ平成30年との比較をしています。無料でダウンロードできます。ご自由にどうぞ。
2,地域の賃貸需要や募集状況のチェック
賃貸需要の調べ方
・スーモで検索条件を使って募集数や募集条件などを調べる
・現地の不動産会社にヒアリングをする
不動産会社にヒアリングすると具体的な、募集事例や需要などを聞けます。私はいきなり訪問してしまっていますが、電話でアポを取って行ったほうがいいようです。