はじめに
本記事のテーマ
・金融機関に融資相談する際に準備する書類が分かります
・簡単に書類を作成できるテンプレート
銀行に融資相談に行く際に用意する、書類を作るためのテンプレートを作成しました。
この資料は、A4用紙7枚にまとめています。
最初の訪問で、何十枚もある資料を提出されたら銀行員も困ります。必要最低限の書類にまとめましたので、必要に応じて追加してください。
記事の最後で金融機関用テンプレートがダウンロードできます。
【1】金融機関へ訪問する時準備する資料
1,個人情報フォーム
2,プロフィール
3,物件概要書
4,資金計画書
5,月別収支計画書
6,レントロール
7,物件簡易資試算フォーム(おまけ)
【1−1】個人情報フォーム
自分の個人情報を記載すフォーマットです。氏名、住所や家屋構成、勤務先、資産状況などを細かく記載するほうがいいです。
記入するのに抵抗ある人も多い内容ですが、融資を受けるなら必要な情報です。詳しく記入しましょう。
【1−2】プロフィールフォーム
個人情報フォームと重複する部分がありますので、一つにまとめてしまってもいいと思います。職歴や得意なこと、不動産賃貸業に対する思いや、獲得したスキルなどをアピールするためのフォームです。
【1−3】物件概要書
購入予定の物件の概要や簡単な収支計画を記載します。
購入前に調査した周辺の状況や、賃貸需要なども合わせて記入すると担当者も判断しやすいと思います。
【1−4】資金計画書
物件購入の資金計画を簡単に記載します。融資希望金額と自己資金などを伝えるために必要です。
【1−5】月別収支計画書
これは公庫用の月次収支計画書をそのまま利用しています。購入後12ヶ月の収支計画です。ここまで細かいのは必要ないかもしれません。必要に応じて利用してください。金融機関の職員でも不動産投資に詳しくない人も多いです。収支が合うことを説明するためには有効な資料です。
【1−6】レントロール
よくあるレントロールです。現在の入居状況や家賃などがひと目で分かるので、良いかと思います。
【1−7】物件簡易資試算フォーム(おまけ)
これは銀行提出用ではありません。購入金額、家賃、空室率などを入れると家賃収入を簡単に計算できます。あくまで概算です。
ここから返済を引いた額が手取りになります。
検討物件の収支を簡易的に計算するのには、使えるのではないでしょうか。
まとめ
私もテンプレを利用して10行以上の金融機関に相談をしました。担当者からはわかりやすいと評価をいただきました。
何も持たずに相談に行くのは印象がよくありません。きちんと考えているアピールをすることが大切です。
ただし、この資料を使って融資を受けられるということではありません。
参考になれば幸いです。
【特別】銀行開拓の攻略方法!1年間で2行から融資承認をもらった事例
銀行開拓の方法をすごくわかりやすいです。私もこれを参考に開拓しています。ぜひ読んでみてください。
テンプレートのダウンロードと利用方法
注意:コピーを作成してご利用ください
テンプレートはGoogleスプレッドシートを使っています。
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閲覧専用になっていますので、ファイル→コピーを作成してから作成してください。
※このテンプレートを使用してでた損害などは一切責任を負いません。
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